クリフトンストレングスとは、一人ひとりが持つ才能や強みの傾向を明らかにし、それらを活かしてより良い成果や充実した人生につなげるための考え方・診断ツールです。弱みを克服することに注力するのではなく、自分の強みを理解し伸ばしていくことを大切にしています。
3月にアサーティブコミュニケーションを学んだ翌日、クリフトンストレングスの講座に参加し、自分自身の資質や強みについて理解を深める機会をいただきました。
こちらも講師は、株式会社ハート・ラボ・ジャパン代表取締役の知識茂雄コーチ。
講座では、知識コーチに参加者のクリフトンストレングスを読み解いていただきました。
私の上位資質は、達成欲、収集心、目標志向、活発性、学習欲です。
知識コーチから解説を聞いている間、私は何度も大きくうなずいていました。そしてふと周りを見ると、一緒に講座を受けていた、普段から私をよく知る皆さんもうなずいているのです。自分自身でも納得しながら聞いていましたが、周りの反応を見て、より一層「私はそう見えているんだな」と感じる時間になりました。
まず言われたのは、「面白い」が私の入り口になっているということ。面白いと思ったら学び始め、情報を集め、どんどん深掘りしていく。収集心と学習欲が強く働いているそうです。そして学んで終わりではなく、「じゃあやってみよう」と動き出すのが活発性。その先に目標ができると、達成欲と目標志向が発動して、一気に進んでいくそうです。
確かに振り返ってみると、薬剤師として働く中で漢方や薬膳に興味を持ち、学び始めたこともそうでした。学ぶうちにもっと深めたくなり、実践したくなり、今の活動につながっています。
また、指令性も高いため、コミュニケーションは率直なタイプとのこと。曖昧な状態よりも、白黒はっきりさせたい。自分の考えや気持ちを腹の中にしまっておくより、正直に伝える方です。裏表がないことは長所でもありますが、その率直さが時に相手に強く響くこともあります。そのため、相手も自分も大切にするアサーティブコミュニケーションを学び、日頃から意識するように努力しています。
さらに印象的だったのは、「脇道にそれる資質が着想くらいしかない」という言葉でした。新しいアイデアはどんどん浮かぶけれど、一度自分で目標を定めると基本的には一直線。自分で決めた時のエネルギーはかなり強く、最後までやり遂げようとする力があるそうです。
また、「自我」「着想」「個別化」の組み合わせから、私は人と同じでいることよりも、自分らしい価値を生み出すことに喜びを感じるタイプだと言われました。平凡でいたくない、自分なりの切り口を見つけたい、一人ひとりの違いを大切にしたい。その感覚は、これまでの仕事や活動にも色濃く表れているように思います。
そして何より印象に残ったのは、「リスクを取れる人ですね」という言葉でした。
失敗が怖くないわけではありません。でも、根本がポジティブなので、転んでもそのままでは終わらない。落ち込むことはあっても、気づけば立ち上がり、「次はどうしよう」と考えている。そういう強さがあると言っていただきました。
言われてみれば、妊活のために一度キャリアを中断したこともそうだったのかもしれません。その期間をただ立ち止まる時間にするのではなく、薬膳や漢方を学び、認知症カフェのボランティア活動に参加し、地域の方々や介護職の皆さんとのつながりを広げる機会となりました。さらにコーチングを学ぶきっかけにもなり、妊活を終えた後は、それらの経験を活かして漢方・薬膳を専門とする薬剤師として新たな一歩を踏み出しました。
今回の講座を通して、自分では当たり前だと思っていた行動や考え方が、実は資質として表れていることを知りました。
私の「面白いから学ぶ」「学んだからやってみる」「決めたらやり遂げる」という流れは、まさに上位資質そのものだったのだと感じています。
クリフトンストレングスは、単なる性格診断ではなく、自分らしさを理解し、自分の強みをどのように活かしていくかを考えるきっかけを与えてくれるものでした。
これからも自分の強みを活かしながら、活動していきたいと思います。