漢方養生うらら香

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コラム

相手を尊重するために、自分を後回しにしなくてもいい

最近、自分のことを振り返っていて、ひとつ気付いたことがあります。

「相手の希望を大切にすること」と「自分の希望をあきらめること」は違う

私はもともと、自分がやりたいと思ったことには、どんどん進んでいくタイプです。
クリフトンストレングスでも、「達成欲」「目標志向」「活発性」などが上位にあります。

そんな私が、あるとき、相手の希望を聞いて、それに応えていくことを自分で選びました。

「相手はどうしたいんだろう」
「相手にとっては何がいいんだろう」

そうやって相手の立場に立って考える。

相手がどうしたいのかを考える。
その希望を尊重しながら、自分にできることを考える。

それは、相手を尊重して大切にしたいと思ったからです。

だから、その選択自体を後悔しているわけではありません。

ただ、いつの間にか、少しずつ自分の希望を後ろに置くようになっていました。

「今は相手を優先しよう」
「もう少し様子を見よう」
「自分のやりたいことは、もう少し先でいい」

そうやって、自分の「こうしたい」をいったん置いておく。

そのときは、それも相手を尊重することなのだと思っていました。

でも、時間が経つにつれて、少しずつ苦しくなってきました。

そこで、改めて自分に問いかけてみました。

「私は、本当はどうしたいんだろう?」

すると、ちゃんと自分の中にも希望がありました。

やりたいこと。
大切にしたいこと。
こうだったら嬉しい、と思うこと。

「私、本当はこうしたかったんだな」と、改めて気づきました。

相手を大切にしたいと思う気持ちの中で、自分の希望まで後回しにしなくてもよかったのかもしれません。

相手を尊重するということは、相手の希望をすべて優先することではない。

相手には相手の思いがある。
そして、私には私の思いがある。

「あなたはそうしたいんですね。私はこうしたいです。」

そんなふうに、お互いの希望を持ったまま関わることもできるんですよね。

そして、もうひとつ思ったのは、

一度選んだことを、途中で見直してもいい。

ということ。

そのときの私は、そのときなりに考えて、その選択をしました。

相手を大切にしたいと思った気持ちも、本物でした。

だから、「あのときの私は間違っていた」とする必要はない。

ただ、時間が経って、自分の気持ちが変わったり、見えていなかったことに気づいたりしたのなら、もう一度「私はどうしたい?」と考えてみてもいい。

コーチングを学んでいて、改めて感じるのは「答えはいつも自分の中にある」ということ。

誰かの希望を聞くことも、相手を尊重することも大切。

でも、自分の声にもちゃんと耳を傾ける。

「相手の話を聞く」ことをテーマにしてきたこの数回のコラム。

その次に、私自身が大切だと今感じたのは、

「自分の声も聞いてみる」

ということでした。

「私は、本当はどうしたい?」

もし最近、自分の希望を少し後回しにしているなと感じることがあったら、そんな問いを自分に投げかけてみてください。

私自身も、これからは相手の希望を聞くのと同じくらい、自分の希望もちゃんと聞いていきたいと思っています。

津南町 ひまわり広場