「女性が元気になると、職場も家庭も元気になる」
先日、創業80年の歴史を持つ金澤工業株式会社様からご依頼をいただき、「女性の健康」をテーマにした講座を開催しました。
金澤工業株式会社様は、建設業界の中でも女性社員が多く、2年前には、女性がより働きやすい会社を目指して女性部会「ひばりの会」を発足されたそうです。
今回の講座をご依頼された背景を伺いました。
女性はどうしても、自分の身体の不調を後回しにしがちです。
「女性はこういうものだから」
「子どもがいるから」
そうやって身体の声に耳を塞ぎ、本当はどうしたいのかという気持ちに蓋をして、無理をしてしまう。
だからこそ、自分自身の身体や心に目を向けてほしい。
そして、女性が元気だと、職場も家庭も元気になり、パフォーマンスも上がる。
そんなことを知ってほしい。
そうした想いから、今回の講座を計画してくださったそうです。
このお話を伺ったとき、私が「漢方養生うらら香」を通して伝えていきたいことと重なり、とても心を動かされました。
自分を大切にすることで、周りも大切にできる人に
今回の講座では、皆さまに二つのことを持ち帰っていただきたいとお伝えしました。
一つは、まず自分自身を大切にすること。
女性は仕事や家事、育児、介護など、周りを優先して自分のことを後回しにしてしまうことがあります。
だからこそ、自分の身体に目を向け、元気で笑顔でいることを大切にしてほしい。
自分が元気でいることは、周りの大切な人の安心や笑顔にもつながります。
もう一つは、人それぞれ、体質や症状の現れ方は違うということ。
同じ女性でも、月経や更年期の症状がほとんどない方もいれば、とてもつらい思いをされる方もいます。
「自分は大丈夫」でも、「そうではない人もいる」。
その違いを知ることは、自分自身への理解だけでなく、家族や友人、職場の方への理解や関わり方にもつながっていくのではないでしょうか。
健康について知ることは、自分自身のためだけではなく、大切な人を理解するためのコミュニケーションの一つでもあると思っています。
講座では
女性の身体の変化を、西洋医学と東洋医学の両方の視点からお伝えしました。
中医学の「気・血・水」からみる体質や、月経やPMS、更年期、ストレス、睡眠など、女性のライフステージに伴う心身の変化についてもお話ししました。
「なんとなく不調だけれど、年齢のせいかな?」
「これくらいなら我慢してもいいかな?」
そんな小さな違和感にも目を向け、自分の身体に起きている変化を知ること。
それが、自分自身を大切にする第一歩だと思っています。
体質チェックも行い、それぞれの体質に合わせた養生シートをお渡ししました。
今回、講座の前からたくさんのご質問をいただいておりましたが、講座の中でも、そして終了後にも多くのご質問が寄せられました。女性の健康について、皆さまがご自身や身近な人のこととして考えてくださっていることが伝わってきました。
薬膳茶で養生を身近に
講座では「信州和漢茶」の試飲もしていただきました。
薬膳茶というと、「苦そう」「まずそう」というイメージを持たれる方もいますが、「思ったより美味しい!」というご感想は実はよくいただきます。
できるだけ美味しく、日常に無理なく取り入れていただけることを大切にブレンドしていますので、今回も「養生を身近に感じられた」と感じていただけたことを嬉しく思います。
今回の講座が、「私も少し自分を大切にしてみよう」と、ご自身の身体に目を向けるきっかけになっていたら嬉しく思います。
漢方養生うらら香では、漢方や薬膳をもっと身近に感じていただきながら、女性が自分自身の身体に気づき、不調を我慢せず、必要なときには適切なケアや医療につながれるような活動を続けていきたいと思っています。
今回、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
