大きな樹木は立派な根っこを持っているからこそ、倒れることなく悠然と立っています。人も同じで、大きな目標に向かって取り組む際、根っこを張り巡らせ土台を安定させることが、目標の達成につながるでしょう。自分自身の人生を、自分らしく、自分が思い描くように行動するために根っこという人の土台の部分を整えてあげる。この土台をアメリカのトマス・レナード氏は「自己基盤(パーソナル・ファウンデーション)」として提唱しました。
具体的に自己基盤を強固にするためには「10の柱」と呼ばれるトマス・レナード氏のプログラムに取り組みます。
「10の柱」
- 1.妥協するのをやめる
- 2.自分自身を完了させる
- 3.統合性を取り戻す
- 4.自分のニーズを満足させる
- 5.境界を広げる
- 6.基準を引き上げる
- 7.蓄える
- 8.家族の基盤を強くする
- 9.コミュニティーを深める
- 10.価値に向き合わせる
私は木の概念は中国伝統医学(中医学)でも共通する考えだと思いました。よく中医学は身体の不調や養生を説明するときに、木の絵を使います。下の図はホームページ内の「漢方養生うらら香について」に掲載していますが、とてもイメージが重なり、自己基盤に取り組むことは、私らしく生きるための処方箋のように思いました。

話がそれましたが、私はまさにこの「10の柱」に取り組んでいる最中で、自分らしさを知ることができたり、自分が望むこと・目指すこと・心惹かれることなどが明確になったり、自分の人生がとても生きやすくなっていると感じます。
今後、10の柱について、自分のまとめのためにも体験談を交えて紹介したいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。
