漢方養生うらら香

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コラム

柿の薬膳

長野県長野市、10月上旬はまだ冷房を使っていたのに、月末にはもう暖房を入れていました。
秋はどこへ行ってしまったの?二季だけなんていやよ。

そんな気まぐれな季節でも、自然の恵みはしっかり旬を迎えています。
秋にぜひ取り入れたい薬膳食材が  です。

柿の薬膳的効果

柿は、四気五味で言うと「甘味・渋味」、寒性の食材。
体の「心・肺・大腸」に働きかけ、熱を潤し、肺の乾燥を潤す効果があります。
さらに津液(体の水分)を生じさせ、喉の渇きを潤す働きもあるため、乾燥しやすいこの季節にぴったりです。

  • ・喉が乾いたり、のどがイガイガする
  • ・便秘気味でお腹がすっきりしない
  • ・口の中が乾いたり、口内炎ができやすい
  • ・秋になると肌や体の潤いが足りないと感じる

こんな方におすすめです。
甘くてジューシーな果実でありながら、体の潤いもサポートしてくれる優秀な食材です。
柿の帰経のひとつに「大腸」があるため、腸の働きを助ける食材と組み合わせると、より効果的に楽しめます。
例えば ヨーグルトと一緒に食べると、便秘や腸活、潤い補給にぴったりです。
干し柿をヨーグルトに漬け込むのも美味しいですが、どちらも身体を冷やす性質がありますので、冷え性の方はあたたかい甘酒と柿の組み合わせが安心です。体を温めながら潤いを補えます。

季節の恵みである柿を、おやつやデザートに、そして薬膳的にも上手に取り入れて、秋の体調管理に役立ててみてください。
今年は気候の影響で少し遅くなった地域もあるようですが、私は富有柿をおいしく楽しんでいます!


奈良県吉野の富有柿をいただきました☺︎ありがとうございます!