先日、身近な人と話しているときのことです。
「大丈夫です」と言っていたのに、表情が少し硬かったり、視線が落ちていたり、声のトーンに違和感を感じました。
言葉の「大丈夫です」だけを聞いていたら気づけなかったかもしれません。
でも、こうした小さなサインに気づくことで、「あれ、今日は元気がないのかな」「ちょっと焦っているのかな」と自然に感じ取ることができます。
表情や視線、身振りや手振り、声のトーンやアクセント、話すスピードや間。いつもと少し違うと感じたら、それがサインかもしれません。
日常の会話でも、こうした小さな気づきを意識することで、相手の気持ちを受け止める第一歩になります。
前回のコラムでも触れましたが、スマホをいじりながら話を聞いたり、相手を見ずに話を聞いたりすると、相手に「きかれていない」と感じさせてしまいますし、そんなとき私たちはどうしても言葉だけを聞いてしまいがちです。
漢方カウンセリングでも同じです。
患者様の体の変化に気づくことはとても大切です。言葉と言葉以外の様子が離れていると、言葉にしたことが本当の状態と違うこともあります。そんなときには、体や表情のサインに気づきながら、優しく質問して言語化してもらうことがあります。
